重くのしかかる12月の雨の中、あえらは仲間を心配していた。いまや二人の、しかもテイルズ戦士の中でも一、二を争う優秀な戦士がヴァスティナーブの手に堕ちた。「治癒系魔法しかもたない私は何の役にも…」そう、あえらは仲間の傷を癒すことを自らの役目とする戦士。攻撃系魔法をほとんどもたない自分にいったい何が出来るというのか…けれど彼女に選択肢などなかった。オキナに変わりあえらの目の前に現れたルクソールなる男。「私は貴女に興味があるのですよ」ねこなで声で不気味に迫るルクソール。次元潜行弾で両肩の骨を砕かれ炎に飲まれるテイルズアフロディーテ。X字拘束高圧電流○問、有刺鉄線拘束での脳細胞破砕攻め。そしてTAの腹に叩き込まれる無数の銃弾。ルクソールの口から語られる衝撃の事実がその後の戦いに巨大な暗雲を落とす時…「あなたには…消えていただきます」ルクソールの言葉は現実となって…。ガンバレ、テイルズアフロディーテ!君の肩にこの星の運命がかかっているんだ!!![DEAD END]